いよいよ明日ですね!

雑賀です。
すでに終わっている採点もそれなりに気になるところですが、とりあえず明日の朝、会場に無事辿り着けるかということが心配でならない私です。秋葉原は何度か行ったことがあるので大丈夫だとは思いますが、人混みに埋もれるという懸念がどうしても拭えません。東京は人が多いよね。とにもかくにも、時刻表と地図を準備中して頑張ります。私と同じ地方上京組の方、東京駅で見かけた際はよろしくお願いいたします。

それでは最後のエントリということで、『少女の食卓』のあらすじを紹介します。

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ゼロアカ道場第三関門の自著要約で、私はこう書いている――これから、恋愛は秘密の共有へと変化していく、と。
秘密とはすなわち、人に見せたくない過去である。人と接触することで“それ”を見てしまうぼくは、学祭で道に迷った少女、彩姫と出会う。たまたま学祭のノリで女装させられていたぼくを、彩姫は「お姉さま」……そう呼び続けるのだ。ぼくが知った、彼女の有していた秘密とは何か。そして、最奥に有する秘密とは何か。
ひとりの人を安易に救おうなどということは最早おこがましく、それでいて人は単純だ。食とはすなわち、生きること。“生”をいとなむ机上にぼくは、世界の終わりと秘密の崩壊を知ることになる。恋とは切なく、むごいもの――心的外傷、ボーイミーツガール。

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第三関門自著要約に共鳴する形で書かせていただきました。短編です。


それでは最後になりますが、東京の方はもちろん、無理を言ってしまえば地方の方も是非遊びに来て欲しいと思います。『パンドラ』に載っている文フリパンダも会場に持っていきますよ。
明日からの世界が変わる、『チョコレート・てろりすと』がそれだけの内容を用意している自負はあります。しかしそれだけでなく、東さんも太田さんも言っているように、文フリ当日、会場は阿鼻叫喚的な空間が繰り広げられることでしょう。ただ、ある人にとってはそれが無駄な時間となるかもしれません。それでも、後悔と時間を取り戻すことはできませんが、無駄はとりあえずネタになります。人生の価値は無駄にあり、です!
そもそも人の人生を左右するなんて面白い機会、滅多にあるものではありません。そして今、その権利は私にはなく、あなただけにあるのです。
11月9日(日)文学フリマ。ブースはB-66、「形而上学女郎館」であなたを待っています。

「私の人生、変えにきて下さい」