金曜の夜は家庭訪問

雑賀です。
社会人にもなって自分が家庭訪問をされる対象になるとは思ってもみませんでしたが、先日ゼロアカ道場突撃取材と銘打って家庭訪問が決行されました。とはいえ実際、私ではなく筑井さんのお宅だったわけですが。駅前に、東さんに太田さん、カメラマンの方々。そしてもちろん筑井さんの姿も。なんにせよ、名古屋から新幹線乗り継いで降り立った某駅前で、いろんな人に取り囲まれた私の驚きを是非想像していただきたいものです。シュールです。愕然です。週末の駅は人が多いですしね。


いずれ公開されることにはなるでしょうが、せっかくなので文章にて先行公開。20代女子の家に、男性4名、女性2名。さあ、想像してみて下さい。そこでどんなことが行われたかと言いますと、とりあえず進行報告です。台割とか。内容とか。まあ、その他もろもろ。ちゃんとまじめにやりましたよ? どこからがまじめかなんて、誰にもわからないものですけど。酔っ払いがいた? 気のせいです。決断主義的断言です。筑井さんと私が三回しか会った事がないことに驚く人が多いのですが、それでもちゃんと制作は進んでいっています、と言うと「同人誌制作ってもっと殺伐とするものだろ!」とダメだし。殺伐ですか。……殺伐。まあ、犠牲なら他にいろいろ出ているからですよ、たぶん。
実は私たちが制作している同人誌、文章系同人誌という括りのみでは収まりきらない作りとしているのですが、その一つの項目として、イラストによるコラボレーションがあります。今回、太田さんに「このイラスト、パンドラに欲しいよ!」と言わせしめた絵師様が誰なのかは、来月発売のパンドラVol.2にて発表です。たぶん出るはず。というわけで、興味をもたれた方は是非ご覧下さいませ。実は私自身もそこではじめて見たのですが、これだけでもう、同人誌十分じゃないですか? ってくらい最高のイラストを描いていただけました。

私としては、東さんによる「文学における中島梓という存在の位置づけと解体」――中島梓論は非常に興味深かったのですが、この件を掘り下げるには時間が十分でなかったのが大変心残りです。これはまた、いずれ取り上げることになるとは思いますが……このブログでも、同人誌においても。そして私自身、ゼロ年代中島梓を論じると言う行為を、避けては通れないことだと思っていますから。

全体を通して、かなり熱い突撃取材となりました。おそらく公式HPで動画が公開されることになると思うので、楽しみにしていただきたいものです。大幅カットの予感です(笑)。

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そうそう、しおねファンのための素敵情報です。どうやら東さんの愛娘、汐音嬢はゼロアカTシャツにご執心らしいです。ゼロアカTシャツ――第四次関門発表時、全員着用が義務付けられたアレですよ、アレ。その理由として、どうやらTシャツの柄が新聞にように見えるからだというのですが、おそらく丸く切り取られた顔写真のことを言っているのでしょう。果たして彼女には、ゼロアカ挑戦者が被害者に見えているのか、犯罪者に見えているのか……それが問題です。
でも、私が小さかった頃、新聞になんて全く興味がなかった気がするんだけどなあ。時代が変わったからかなあ、それとも環境の違いなのかなあ、なんて、ちょっと考えてしまったんですけどね。それにしても子供の着眼点というのは本当に面白いものなのです。