地方在住者の中央への生存報告

雑賀です。
三連休が終わってしまいました。といっても、完全に休みというわけではなかったのですけど。土曜日:仕事、日曜日:美容院、月曜日:休憩。そんな感じです。前髪を短く切られすぎてしまいました。後ろはあまり切っていませんが、美容院ループを目的としているわけではありません。念のため。

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三連休の間に書いたものを、懇願して妹にちょっと読んでもらいました。一人で書くと西尾維新劣化コピーになるのはわかりきっているので、第三者の意見は大切です。評論を書いているはずなのに、どこから西尾維新のコピーと化するのかは謎ですが。まあ、これは追々の課題ということで。

で、感想。「展開はなんとなくわかるんだけど、なんとなくしかわからない」
辛辣です。恐ろしいです。これを言われてしまったら、すべてが終わってしまうような言葉です。なんとなくはわかるけど、なんとなくしかわからない――最近ことに、感じる感覚ではないでしょうか。政治にしろ、経済にしろ、サブカルチャーにしろ……ニュースやネットを探れば、なんとなくはわかります。なんとなく、わかった気になってしまうのです。そんな「なんとなく」という曖昧な納得が、世界の輪郭をぼやかしている、そんな気にさせられることがよくあります。ふと気づくとなんとなく、社会をきな臭い感じにさせるのです。


なんとなくしかわからせることができないなら、言葉にする必要なんてない。私はそう思います。最近はやりの中途半端な誘導なら、鬱陶しいだけです。はっきりと、目の前に、自らを展開する。毒食わば皿まで――批評なんて、毒そのものです。そうでなくてはならないと、私は思っています。やさしい毒は薬になるだなんて、私は言いません。

というわけで、いろいろ改稿しました。私は元気です。