ミシュラン送付先の変更について

筑井です。
同人誌ミシュランの送付先の住所を間違えていたことが判明したので、こちらで再度告知させていただきます。
間違えていたというか、前回ここに書いた住所は私書箱の事務局さんの住所だったみたいです。
なので、これまで送っていただいたものは、到着しています。心配ありません。ですが、このままでは事務局さんの方にご迷惑がかかってしまうので、お手数ですがこれから送付される方は、以下の住所でお願いいたします。


〒160−0023

東京都新宿区西新宿7丁目10-20

日新アネックスビル3F

筑井真奈


宛になります。


送っていただいたみなさま、ありがとうございます。
9月いっぱいまでまだまだお待ちしているので、どしどしご応募ください。
……

今回私は、割と純粋に編集さん業務を楽しんでいて、もちろん原稿も書くしデザインも組みますが、基本的にはもろもろのことのマネージメント、といったところです。
しかし、世の中のひとは意外と編集さんの仕事内容について知らないのではないか、と思ったので、少しばかりお話いたします。(といっても私はまだ編集暦1年ちょっとなのでたいしたことは言えませんが…)

世の中の編集さんのイメージって、作家先生と酒飲んだり一緒に企画考えたり、時には作家の上げてきた原稿に怒鳴ったり…と非常に熱いひとのイメージがあるかもしれませんが、意外と地味〜な作業的側面の方が圧倒的に多くあります。

1、まず企画を考える
2、その企画に関して必要な人(ライター、漫画家、カメラマンエトセトラ)を揃える
(場合によってはこの人ありき、で動くこともあります)
3、企画に必要な資料、素材を揃える
(ネットや雑誌から拾うこともあるし、企業に行って素材をもらうこともあります)
4、彼らそれぞれに、企画趣旨を説明し、やってもらいたい内容の指示を出す
5、すべての素材を集め、デザイナーさんにお渡しする
(ページデザインのラフは、編集が書く場合もあれば、ライターさんにお願いすることもあります)
6、あがってきたデザインを確認し、入稿


まだまだいろいろあるけどざっくりと説明するとこんな感じになっています。
編集、という言葉が表しているように、編集さんの仕事の多くは、素材を「集める」ことに費やされると言っても過言ではありません。そしてこれが意外と大変。どこにあるか分からないものもあれば、ありかは分かっても手に入れることが難しいもの、お金がかかったりさまざまな規制があるものもあります。
そしてその中から、できるだけクオリティの高いものを選び出して配置していきます。配置は基本的にはデザイナーさんにおまかせ。この配置作業が、レイアウトあるいはデザインと呼ばれるものです。


以上が私なりに考えている編集とデザインとの違いです。
今回は本文はinDesign使える専属のデザイナーさんに、あと表紙だけはプロにお願いしようと考えています。


……
編集さんが一番テンションがあがる瞬間、それは校了のとき(やったーこれで酒が飲めるぞー!)……ではもちろんあるのですが、
こちらからこの人に仕事をお願いしたい!と思って、その方がいいよ、と言ってくださったとき、そしてその人の原稿あるいはそれに類するものが完成したとき、になります。


今回、私たちふたりは、お互いに関してほとんど知らないままに、一緒に本を作ることになりました。それは本当に運任せのセレクションであり、もしかすると、相方がものすご〜く「使えない」人であった可能性もありました。実際ほかの組をみていて、あぁこいつと組まないで良かったなあと思うひと、います。
(そこには組み合わせの妙というやつもあるので、それでよりいいものができる可能性ももちろんありますが)


でも、今回に関しては、運は私たちに向いている。
私は相方様のいいところを、ほかの誰よりも最大に引き出せるし、それは相方様に関しても同じだと、心の底から信じています。
これから続々とあがってくるであろう原稿が、楽しみすぎます。
(とひっそりとハードルを上げるのも編集さんの仕事です)



もう9月に入ったので、そろそろ企画内容など告知していってもいいのかな…?乞うご期待!