上京物語

コミケに行ってきました。KOBOCAFEに行ってきました。飲み会にも行ってきました。朝、家を出たのが6時過ぎ、家に帰ったときは日付をまたいでいました。新幹線は終電です。東京日帰りはなかなか大変な遠足でした。
まず、本日お会いした皆様、私自身が人見知りといいますが、挨拶ベタですいません。ありがとうございます。本当にお疲れ様でした。

昨日のブログを見る限り、コミケにしか関心がないような私でしたが、今回の上京の目的は筑井様との企画会議だったのです。実は。企画会議企画会議企画会議……しましたよね? どうなってるの、といろんな人に聞かれたので、とりあえず仲良くやってます、とだけ。散々疑問視されたのですが、仲良くやってますよ? 本当ですよ? 
よくよく考えてみれば、少女漫画の常套手段としては、ちょっと揉めた方がよりいい感じになるのかもしれません。なんかムカつくあいつがいつのまにか気になる存在に……でもまあ、そんな恋愛感情とか育んでるような時間もなさそうなので、淡々とこなして行ったほうが利口な気もします。どうなんでしょう? 愛は世界を救う…いや、このネタはこれ以上は止めておきましょう。やばい方面に行ってしまうと、帰ってこれなくなる気がしますし。

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めったに上京することなどないので、日記風に記録しておくことにします。というわけで、雑賀の一日上京物語。……なんなんでしょうね、このテンションは。


朝から筑井様と集合し、コミケ会場へ参戦です。東館は、身長149cmの私にとってはまさに地獄。息できません。人の流れに逆らえません。でもまあ、一周出来たから良しとしましょう。人生二度目の挑戦でしたが、前回よりはマシでした。ええ。前回は五分ともたずに逃げ帰ってきましたから。ヘタレとか言わないで下さい。ちびっこになればわかります。
それに比べて、西はまったりムードでよいですね。そうそう、批評界隈の面識関係は点や線どころでなく、完璧に面で構成されているのです。世界の狭さを実感します。そしてなぜだかみんな、話の仕方が似ているのです。どうしてでしょう? 不思議不思議。
最後に、コスプレ会場へ。見渡す限り、ハルヒ率高し。あとはマクロスかな? コスプレ会場へ向かう階段は、まるで『蜘蛛の糸』のワンシーンを見るようでした。蜘蛛の糸が垂れていないのが残念ですが、理路整然とあれだけの人数が階段を上っていく様は圧巻です。コミケのことを「黒ミサ」と呼ぶ輩が少なからずいると聞きますが、まさに納得。

コミケ撤退後、私の我が儘によりKOBOCAFEへ。ミーハーです。いろんな人に会えました。あそこの何がいいかって、行くまでに病院の匂いがするところです。否が応にも理解不能の不安を掻き立てる、あの独特の臭気。狭い通路。何かを期待させるには、お膳立てが必要なのです。隠れ家は常に何らかの物語と一体化している、そんな気分にさせられました。

企画会議が一段落したということで、東さんのコミケ打ち上げに混じってみました。飲み会は、まあ……。誰かがちゃんと書いてくれることでしょう。地方レアキャラはレアキャラとして、傍観者に徹し……切れていなかったかもしれません。今回ばかりは。時間の都合により途中退場したのですが、その後どうなったのでしょうね。楽しみです。


それでは最後にこの場を借りて、相方の筑井様へ。
本日も長い間、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。