ごあいさつ

こちらのサイトでは初めまして、筑井真奈です。
これから11月9日の文学フリマの期間、こちらのサイトで内容の告知をしたり、進捗状況を報告したりしていくと思います。
よろしくお願いいたします。

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今回の同人誌を作るにあたって、早速宇野常寛さんのPLANETS3号と4号を購入してきました。正直言って、クオリティの高さにちょっとびびりました。すごい。
版組もきれいで読みやすいし、フェティッシュ欲望を満たしてくれる(買って手元に置いておきたい!と思えること)し、コンテンツの豊富さも魅力。とても同人誌とは思えないクオリティです。
逆に言うと、この同人誌がやっていることはある意味フォーマットとしても使えると言うことで、迷った時に常に参照できるということ。勉強になります。


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ところで私は宇野常寛というひとのことをゼロアカに参加するようになってからはじめて知ったというくらい論壇事情にとても「遅れている」人でした。ゼロアカに参加したときまわりのひとが宇野さん宇野さん言っていたのを誰だろうとか思っていたくらいなのです(ただし惑星開発委員会は知ってた、昔背景黒いサイト作ってたよね?)。


私はかつて、といっても5年ほど前のことですが、東浩紀さんの追っかけ(笑)をやっていたことがありました。当時は東さんも今ほど名前が売れていたわけでもなかったので、若い女の子の追っかけ、というだけで目立ってしまって(東さんの追っかけの女の子なんてはじめて見ましたよ〜とか言われてた)、何度かお話させていただく機会もありました。
当然追っかけをやっていると東さん周辺の人脈にも知り合いが出来てくるので、その頃のスタッフさん(波状言論メールマガジンとか)のなかにはお会いしたことがある人もいます。

ですが私は、あるときを境に追っかけをやめました。もちろんやめたのはイベントに足しげく通うことだけで、本はその後も買い続けていましたが。追っかけからいちファンへの降格、とでも言えばいいんでしょか。
何故私が追っかけをやめたのか、ということは、今回の同人誌づくりのなかでとても肝になってくることなので、今はまだ言えません。まあ、そのころ付き合ってた男が変わって、そう言うのに興味のない人と付き合うようになったから〜ってのも大きいんですけどね。

たまに出る本を買って読むだけになると、だんだんその周りの人のつながりにも疎くなっていってしまいます。だから宇野さんは私のアンテナのなかに引っかからなくなってしまったんだろうなあと思うのです。ああもったいないことをした。

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PLANETSの4号に東浩紀のインタビューが載っているのですが、ちょっと面白いことを言っていたので引用。

東 僕は、「運命の電波が届くのを待て」って言う主張だからね。いや待て、コレはやっぱり嘘だよなぁ。


比較的時間の融通のきく仕事で、しかもその仕事にも少しは慣れて落ち着いて来たからこそ、ゼロアカという企画に参加できた。そしてとてもとても美しい言葉をつかうひととペアを組むことが出来た。それもやっぱり運命かもしれない。

私は運命を、信じる。


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同人誌ミシュランへのお問い合わせ、いただいております!ありがとうございます。すでに私の手元に届いているものもあるのですが、今後の受け渡しの方法などは現在検討中です。もうしばらくお待ちください。