ゼロアカ、始動です!

お初にお目にかかります。雑賀壱です。

ゼロアカ道場 第四回関門より派生しました、筑井真奈様と雑賀壱の合同サークル「形而上学(めたふぃじかる)女郎館」。一応名前が決定しました。
灼熱の名古屋で議論を戦わせること10時間。“めたふぃじかる”はひらがなで! そこんとこ、意味なくよろしくお願いします。

11月9日の文学フリマに参戦するにあたり、ブログを立ち上げることになりました。ここが形而上学女郎館の唯一無二の公式ブログになるわけです。まあ、こんなのが二つも三つもあったらそれこそ不気味ですけれど……。これから三ヵ月半、進行状況やネタバレ(?)など、このブログでひっそりお伝えできたら、という目論見です。
実はブログという行為自体が初めてなので、管理人としてすでにヒートアップする雑賀がいたりするわけですが。そこはまあ……。


というわけで、早々に企画を立ち上げました。「同人誌ミシュランと銘打って、同人誌を公募します!!

企画内容は至って単純。文フリで私たちが販売する評論同人誌で、送っていただいた全同人誌を批評させていただきたいと思っています。募集する同人誌は評論同人誌はもちろん、小説、短歌に俳句など、オールジャンルの何でもきやがれ、きて下さいっ!
私たちの度肝を抜いてくれるような珠玉の作品は言わずもがな、ゼロアカを利用して自らの同人誌を宣伝してやろうといった策士から、毒舌小動物に扱き下ろされたいといったマゾヒスティックな嗜好をお持ちの方まで、幅広く募集をかけたいと思っています。

いきなりこんなことを言い出してお前ら一体何したいんだ、と皆さんが思うのは至極当然。せめてもの言い訳とばかりに、少しばかりの経緯をお話させていただきたいと思います。
全てのきっかけは『文学界』の同人雑誌評の撤退宣言に始まります。
同人雑誌は老人雑誌、そんな揶揄すら広がっていると世間は言います。だけど、私はどうしてもそれが腑に落ちなかった。自らプロデュースし、自らの趣味嗜好を際限なく詰め込み描く同人誌。そんな個性剥き出しな爆発物が、文学を牽引する能力を失ってしまったなんて、そんなこと私は思いたくない。

だから、募集をかけるのです。たぶん今かけなければ、永遠に機を逃すことになってしまう、そう感じてしまったから。大手雑誌がやらないなら、私がやる。それが同人誌の醍醐味だと私は思っています。
少しでも興味をお持ちになった方は一度、形而上学女郎館まで連絡下さい。
ご連絡、心よりお待ち申してしております。